小松を｢大軍都小松｣にするな
10月26日、小松市長は新田原基地のアグレッサー部隊(F15戦闘機10機､隊員約170人)の小松基地移転を承認した。さらに、金沢防衛事務所を小松市内に移転する計画もある。まさに｢軍都小松｣(資料)への再編計画である。
近畿中部防衛局長は｢10/4協定を順守する｣と言っているが、リップサービスにしかすぎない。小松基地爆音訴訟での防衛省の態度を見ればすぐわかることだ。
【資料】
昭和19年4月18日
海軍省兵備局長殿 舞鶴鎮守府参謀長
小松市拡張計画の件紹介
小松海軍航空隊及石川海軍航空隊開設に伴い、約2万人の人員が新に石川県小松市を中心とする地域に勤務することとなりたる処、同市の現状は国家の居住衣食の需給すら円滑を欠く実情にして、軍事上及国防上海軍の必須要望を充たし、且つ軍に全幅協力せしむるためには都市計画を拡張増強し、将来内務省指定の軍都として育成指導するを緊急と認められ候、就いては左記実現促進に関し可然御取計を得度。(以下略)
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10月26日、小松市長は新田原基地のアグレッサー部隊(F15戦闘機10機､隊員約170人)の小松基地移転を承認した。さらに、金沢防衛事務所を小松市内に移転する計画もある。まさに｢軍都小松｣(資料)への再編計画である。
近畿中部防衛局長は｢10/4協定を順守する｣と言っているが、リップサービスにしかすぎない。小松基地爆音訴訟での防衛省の態度を見ればすぐわかることだ。
【資料】
昭和19年4月18日
海軍省兵備局長殿 舞鶴鎮守府参謀長
小松市拡張計画の件紹介
小松海軍航空隊及石川海軍航空隊開設に伴い、約2万人の人員が新に石川県小松市を中心とする地域に勤務することとなりたる処、同市の現状は国家の居住衣食の需給すら円滑を欠く実情にして、軍事上及国防上海軍の必須要望を充たし、且つ軍に全幅協力せしむるためには都市計画を拡張増強し、将来内務省指定の軍都として育成指導するを緊急と認められ候、就いては左記実現促進に関し可然御取計を得度。(以下略)
