シタベニハゴロモ観察(第3回)
7月末以降、ニワウルシ(シンジュ)18本の周辺を、午前6時頃、午後3時頃の2回観察してきました。前回は8月10日までの観察をレポートしましたが、その続きです。
その後も、毎日20匹前後のシタベニハゴロモの成虫を捕獲しています。雨の日の捕獲数は一桁台になりました。9月2日までに累計540匹になりました。
・8月14日には、カマキリがシタベニハゴロモの成虫を食べているのを見ました(写真1)。アメリカシロヒトリの観察時に、蜂が食べているところを見たことがあります。
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・8月27日、シタベニハゴロモの第4齢幼虫を1匹見つけました。石川昆虫館のレポートでは、7月下旬には羽化しおわるとのことでしたが、これは例外なのだろうか、自然界では普通なのだろうか?
この日、捕獲に失敗し、肩に止まった成虫を振り払ったら、道路を横切って、20メートルほど離れた建物の壁に止まりました(無風状態)。石川昆虫館のレポートでは2メートル以下と書かれていましたが、この間見ていて、だいたい4~5メートルは普通に飛(跳)んでいました。風があれば、相当飛ぶと思われます。
・9月2日、そろそろシタベニハゴロモの求愛行動が始まりそうなので、関心を持って観察してきましたが、今朝、黒っぽい成虫の周りを白っぽい成虫が羽を震わせながらグルグル廻って、寄り添うように並びました(写真2)。
昆虫館のレポートでは、求愛行動は9月中旬からということですが、2週間ほど早いですね。左の黒っぽくて大きいほうが雌で、右の白っぽくて小さいほうが雄なのだろう。
この日は、ニワウルシの樹幹や建物の壁に張り付いた古いシタベニハゴロモの卵塊(抜け殻)を採取しました。古い卵塊(抜け殻)を取り除いて、新しい卵塊をチェック出来るようにしました。
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最近、テレビで外来種クビアカカミキリの報道があり、新聞では外来種タイワンタケクマバチの記事があり、厚労省がネオニコチノイド系農薬の食品残留基準を緩和した、MOX燃料の再処理断念の記事があり、自然はどうなっていくのだろうか。
7月末以降、ニワウルシ(シンジュ)18本の周辺を、午前6時頃、午後3時頃の2回観察してきました。前回は8月10日までの観察をレポートしましたが、その続きです。
その後も、毎日20匹前後のシタベニハゴロモの成虫を捕獲しています。雨の日の捕獲数は一桁台になりました。9月2日までに累計540匹になりました。
・8月14日には、カマキリがシタベニハゴロモの成虫を食べているのを見ました(写真1)。アメリカシロヒトリの観察時に、蜂が食べているところを見たことがあります。

・8月27日、シタベニハゴロモの第4齢幼虫を1匹見つけました。石川昆虫館のレポートでは、7月下旬には羽化しおわるとのことでしたが、これは例外なのだろうか、自然界では普通なのだろうか?
この日、捕獲に失敗し、肩に止まった成虫を振り払ったら、道路を横切って、20メートルほど離れた建物の壁に止まりました(無風状態)。石川昆虫館のレポートでは2メートル以下と書かれていましたが、この間見ていて、だいたい4~5メートルは普通に飛(跳)んでいました。風があれば、相当飛ぶと思われます。
・9月2日、そろそろシタベニハゴロモの求愛行動が始まりそうなので、関心を持って観察してきましたが、今朝、黒っぽい成虫の周りを白っぽい成虫が羽を震わせながらグルグル廻って、寄り添うように並びました(写真2)。
昆虫館のレポートでは、求愛行動は9月中旬からということですが、2週間ほど早いですね。左の黒っぽくて大きいほうが雌で、右の白っぽくて小さいほうが雄なのだろう。
この日は、ニワウルシの樹幹や建物の壁に張り付いた古いシタベニハゴロモの卵塊(抜け殻)を採取しました。古い卵塊(抜け殻)を取り除いて、新しい卵塊をチェック出来るようにしました。

最近、テレビで外来種クビアカカミキリの報道があり、新聞では外来種タイワンタケクマバチの記事があり、厚労省がネオニコチノイド系農薬の食品残留基準を緩和した、MOX燃料の再処理断念の記事があり、自然はどうなっていくのだろうか。