20180719 NHK「お金もうけのジレンマ~新世代の資本主義論」を考える(中)
NHK「お金もうけのジレンマ~新世代の資本主義論」を考える(中) ナレーション:富を生む仕組みは時代とともに更新されていく。そのとき市場を動かす欲望も変わる。心の底に眠る欲望の形を見つめて。...
View Article20180802 「NHK 新世代の資本主義論」考
「NHK 新世代の資本主義論」考 映画『マルクス・エンゲルス』を観てきた。『ライン新聞』時代から『共産党宣言』までの初期マルクスをある程度読んでいないと、理解できない難解な内容だった。「労働者階級によるたたかいの現場が描かれていない」という映評もあったが、私が20歳代のときなら、「私が歴史に書き込もう」と粋がったことだろう。...
View Article20180807 メモ『優生保護法が犯した罪』から学ぶ
メモ『優生保護法が犯した罪』(2003年発行)から学ぶ この間の新聞報道や表記の書籍から、障がい者への強制不妊手術にたいする国賠訴訟の経過を見ると、 1948年―優生保護法 1996年―母体保護法 1997年08月―新聞報道(スウェーデンで1976年まで障がい者に強制不妊手術) 1997年09月―「優生手術にたいする謝罪を求める会」→厚生省に要望書...
View Article翁長さんが亡くなった
翁長さんが亡くなった ここに、「同志は倒れぬ」を献げる 正義にもゆるたたかいに 雄々しき君は倒れぬ 血に汚れたる敵の手に 君はたたかい倒れぬ 沖縄人民の旗のため 琉球人民の旗のため 踏みにじられし民衆に 命を君は捧げぬ
View Article20180810シタベニハゴロモ観察記録(7/17レポートの続き)
シタベニハゴロモ観察記録(7/17レポートの続き) 石川昆虫館のレポートより ・分布―中国、台湾、ベトナム、インド→2006年韓国、2009年小松市 ・樹幹部の成虫―数個体ずつ集団形成 ・成虫の後脚―跳躍脚で水平または下降2m以内(注:羽を使って4~5mは跳ぶ) ・樹幹部の成虫数―8月下旬に最大→9月前半には最大時の半分→11月下旬には見られない ・求愛行動―9月中旬~11月下旬...
View Article20180825 植民地朝鮮で国民優生法(断種)適用を検討
植民地朝鮮で国民優生法(断種)適用を検討 旧優生保護法下で、1949年から1992年までに約25000人が不本意な不妊手術を強制された。このかん調査が進み、強制不妊手術の実態が明らかになりつつあるが、政府は日弁連の意見書(2017.2)に、「当時は適法だった」と居直り、仙台地裁への国側準備書面(2018.7.31)では「救済義務なし」と、謝罪しようとしない。...
View Article20180831 田中秀雄著『スマラン慰安所事件の真実 BC級戦犯岡田慶治の獄中手記』について
田中秀雄著『スマラン慰安所事件の真実 BC級戦犯岡田慶治の獄中手記』について スマラン事件裁判記録の公開 2014年、スマラン事件裁判記録がインターネット上(「慰安婦」問題にとりくむ福岡ネットワークのブログhttp://kokoronokaihuku.blog.fc2.com/)に投稿されるまでは、スマラン事件が日本軍による組織的な強制連行・性奴隷事件であることを否定する記事が横行していた。...
View Article20180902 シタベニハゴロモ観察(第3回)
シタベニハゴロモ観察(第3回) 7月末以降、ニワウルシ(シンジュ)18本の周辺を、午前6時頃、午後3時頃の2回観察してきました。前回は8月10日までの観察をレポートしましたが、その続きです。 その後も、毎日20匹前後のシタベニハゴロモの成虫を捕獲しています。雨の日の捕獲数は一桁台になりました。9月2日までに累計540匹になりました。...
View Article20180905『竹島問題の起原』(藤井賢二著)について
『竹島問題の起原』(藤井賢二著)について 2018年4月、『竹島問題の起原 戦後日韓海洋紛争史』(藤井賢二著)という分厚い本が出版された。右派が「起原」を語るなら、読まねばなるまいと、早速図書館で借りてきた。...
View Article20180911 表現の自由を侵害する公刊誌の押収
20180911表現の自由を侵害する公刊誌の押収 ここに2018年9月6日付の「依頼書」という文書がある。 2003年4月10日に、自宅の家宅捜索がおこなわれ、『コミューン』2冊が押収された。『コミューン』は非合法誌ではなく、当時、書店で普通に販売されていた月刊誌である。...
View Article20180923【志賀原発訴訟】金沢地裁は審理を再開し、結審せよ!
【志賀原発訴訟】金沢地裁は審理を再開し、結審せよ! 志賀原発運転差し止め訴訟は3月26日に審理が止まったまま半年が過ぎた。その間、原告団は8月20日と9月20日に、金沢市内武蔵が辻と金沢地裁前で、「審理の早期再開と結審・判決」を求める行動を展開している。 9月22日の『北國新聞』には、「規制委『論外』『時間の無駄』―北電資料の不備を指摘」という見出しが躍っている。...
View Article『一九五三年内灘解放区』 出 島 権 二
最近(2018年秋)、内灘闘争についてのテレビ番組で、「辻政信が内灘闘争を支援した」などというデマが流された。しかし、事実は、辻政信と東亜連盟が内灘権現森にやって来たのは、座り込みを解除するためであった。『内灘から三里塚へ―出島権二さんの遺志をひきつぐために』(1989年発行)から、出島さんからの聞き書き「1953年内灘解放区」(1970年代)を再掲する。 『一九五三年内灘解放区』 出 島 権...
View Article201306xx 小説『建と好子』
<2013年6月> 小説『建と好子』 1932年尹奉吉の処刑からずいぶんと月日が流れた。5・15事件、2・26事件が起き、軍部が横暴を極め、日本は戦争への道を進んでいった。鶴彬は獄中で殺され、石川自由労組も、婦選獲得同盟金沢支部もその力を削がれ、すべてが戦時体制に飲み込まれていった。建の周辺でも、梨木弁護士や妹史子の連れあいが治安維持法容疑で逮捕され、建も沈黙していた。...
View Article「太政官決定」と「磯竹島略図」をめぐる独島(竹島)論争について
「太政官決定」と「磯竹島略図」をめぐる独島(竹島)論争について はじめに 独島(竹島)領有権をめぐって、日韓間で論争が続いている。私は韓国側の史料に依らないで、日本の史料にもとづいて、この論争に決着をつけたいと考えている(韓国側の主張や史料を使うと、非理性的な「韓国の言いなり論」などが横行するので)。...
View Article201801010幕末期の赤松小三郎「憲法構想」について
幕末期の赤松小三郎「憲法構想」について 安倍政権は明治を美化し、150年の節目として、さまざまな企画を立てているが、はたして明治はそんなに美しい時代だったのか。幕末期の開明的な憲法案を押し潰して明治維新(王政復古)が強行され、その20年後に明治憲法体制を確立し、1945年まで圧政と侵略戦争の時代を導いたのだ。明治維新直前に暗殺された赤松小三郎とその憲法構想についてレポートする。...
View Article「尹奉吉義士処刑地の調査報告」再掲
尹奉吉処刑地調査から9年が過ぎた。処刑地調査報告は本文と資料・写真・地図を分離して報告したが、今回は資料・写真・地図を本文中に埋め込んで、レポートを作成した。その後、書き変えねばならない新情報もないので、2010年12月の報告内容はそのままである。2018年10月14日 「尹奉吉義士処刑地の調査報告」再掲 (尹奉吉義士処刑地調査チーム 2010年12月) (一)調査の経過...
View Article20181017 シタベニハゴロモ観察(第4回)
シタベニハゴロモ観察(第4回) 7月末以降、A地区のニワウルシ(シンジュ)18本の周辺を、午前6時頃、午後3時頃の2回観察してきた。観察もそろそろ終末を迎えようとしているので、前回9月上旬までの観察の続きをまとめた。 毎日の観察記録(数字)はあるが、日によって変動が激しいので、1週間ごとの数字を出すことにした。対象はA地区(ニワウルシ18本)に限定。...
View Article20181023 ダークツーリズム(石川版)を考える
ダークツーリズム(石川版)を考える 今年7月に『ダークツーリズム』(井出明)という新書が発行された。私がこだわってきたさまざまなことが、「観光学」として対象化されている。 2018年10月20日、〈歴史深掘り!「軍都金沢から平和を考える」フィールドワーク〉に参加してみた。...
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