緊急着陸報告書(第6航空団 2001年度〜2012年度) 2013.7.14 小松基地問題研究会
機種 概要
2001.4.17 F15 右エンジンの不具合→緊急状態宣言→直線進入でBAK12の拘束により小松に着陸
2001.5.1 F15 警報音声の発生、警報灯の点灯→緊急状態宣言→GCAの誘導により小松に着陸
2001.7.19 F15 脚系統の異常(ライトの消灯)→緊急状態宣言→BAK12を使用して小松に着陸
2002.12.13 F15 ライトの点灯→緊急状態宣言→小松に着陸
2002.12.17 F15 警報灯の点灯、警報音の発生→訓練中止→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2003.4.11 F15 警報灯の点灯→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2003.5.13 F15 ××灯点灯せず、警報灯点灯、警報音発生→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2003.5.29 F15 3番機から××との通報→訓練中止→緊急状態宣言→ダイレクトベースにより小松に着陸
2003.6.12 F15 機体振動、××の点灯→緊急状態宣言→ダイレクトベースにより小松に着陸
2003.8.19 F15 飛行中××に振れ、××計が低下→緊急状態宣言→GCA進入で小松に着陸
2003.9.24 F15 降下中××するのを認め→緊急状態宣言→直線進入で小松に着陸
2003.11.14 F15 訓練開始後マスターコーションライト点灯→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2003.12.16 F15 2番機より「左右の××している」と通報→訓練中止→緊急状態宣言→直線進入により硫黄島に着陸
2004.3.1 T4 飛行中、計器類点検→××判読できず→××の点灯→緊急状態宣言→GCAのレーダー誘導で入間に着陸
2004.4.21 F15 飛行中、機体後方からの異音、××計指示が振れ、××までジャンプ→緊急状態宣言→直接進入で小松に着陸
2004.6.24 T4 水平飛行中「ドン」という体感→左右外装燃料タンクの不時落下→緊急状態宣言→R/W06により小松に着陸
2004.7.22 F15 マスターコーションライト、ビットコントロールパネルの××、××が同時点灯→緊急状態宣言→BAK12を使用して小松に着陸
2004.8.2 F15 飛行中、××警告灯点灯→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2004.8.10 F15 飛行中計器点検→左右の××を認めた→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2004.9.21 F15 連続離着陸中、マスターコーションライト、××コーションライト点灯→緊急状態宣言→残燃料調整→直接進入によりBAK12を使用し小松に着陸
2004.10.12 F4E 水平飛行中、××ライトの点灯→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2004.10.27 F15 水平直線飛行中×警報灯の点灯→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2004.11.2 F15 「バシャ」という警告音の発生、マスターコーションライトの点灯→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2004.11.15 F15 警告音発生、マスターコーションライト点灯→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2004.11.17 F15 発生警告音発生、マスターコーションライトの点灯など、××計の異常指示→緊急状態宣言→直接進入によりBAK12を使用して小松に着陸
2005.2.25 F15 マスターコーションライトなど点灯→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2005.7.8 F15 マスターコーションライトなど点灯→BCPの××が点灯→緊急状態宣言→通常の着陸
2005.10.21 F15 マスターコーションライトなど点灯、警告音発生→緊急状態宣言→ダイレクトベースにより小松に着陸
2005.12.21 F15 ××の指示が突然××し、××計の指示は××→緊急状態宣言→VFRの直接進入により小松に着陸
2006.1.13 F15 ××ライト点灯せず、警告灯点灯、警告音発生→緊急状態宣言→直線進入で小松に着陸
2006.2.10 F15 ××計の固着→緊急状態宣言→VFRの直接進で小松に着陸
2006.6.29 F15 警告灯、××ライト点灯→緊急状態宣言→ASR進入→BAK12HITにより小松に着陸
2006.7.5 T4 マスターコーションライトなどの点灯→緊急状態宣言→ASR誘導により小松に着陸
2006.7.24 F15 ASR誘導→着陸復行→天候不良→浜松へのダイバート→LOW FUEL→緊急状態宣言→VFRで浜松に着陸
2006.9.7 F15 天候急変→代替飛行場へ→LOWFUL→緊急状態宣言→ショートパターンによるGCA誘導による着陸 浜松
2006.11.10 F15 訓練中、機体振動→ストレートインで仮滑走路に進入→×滑走路上の××→緊急状態宣言→小松に着陸
2006.12.18 F15 訓練中、××不能→戦域離脱→××と判明→緊急状態宣言→直線進入→指向信号による着陸許可し小松に着陸
2007.3.14 F15 訓練中意図しない機体の動き、マスターコーションライトなど点灯、××のトランジェント→緊急状態宣言→BAK12の拘束により小松に着陸
2007.4.16 F15 訓練中、マスターコーションライト点灯→訓練中止→BCPの××点灯→直線進入により小松に着陸
2007.7.18 F15 G空域への途中、マスターコーションライトなど点灯→緊急状態宣言→ワイドベースにより小松に着陸
2007.10.23 F15 訓練終了後、××灯点灯せず、警告灯点灯、警告音発生→緊急状態宣言→BAK12拘束により小松に着陸
2007.12.10 F15 帰投時、マスターコーションライトなど点灯→緊急状態宣言→ダイレクトベースにより小松に着陸
2008.2.19 F15 警告灯点灯、警告音発生→緊急状態宣言→ストレートインで小松に着陸
2008.9.17 F15 飛行中××の低下→訓練中止→緊急状態宣言し小松に着陸
2008.9.19 F15 飛行中××ライトの点灯→緊急状態宣言→BAK12HITにより小松に着陸
2009.5.25 F15 訓練中××系統の不具合→緊急状態宣言→PARにより小松に着陸
2009.6.15 F15 帰投中××ライトの点灯→緊急状態宣言直線侵入し小松に着陸
2009.8.21 F15 驟雨性の降雨→PARアプローチ→ミストアプローチ→残燃料不足→緊急状態宣言→岐阜飛行場に着陸
2009.10.7 F15 帰投時脚ハンドル下げ→××が消灯のまま→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2009.11.6 F15 E空域…××停止→数分後××発生→小松着陸断念→百里飛行場に直線進入で小松に着陸
2009.12.4 F15 (新聞)小松に胴体着陸
2009.11.19 F15 水平直線飛行中××を感じた→訓練中止→緊急状態宣言→ダイレクトベースにより小松に着陸
2010.1.22 F15 水平直線飛行中コーションライトの点灯→訓練中止→緊急状態宣言→GCAにより小松に着陸
2010.3.9 F15 E空域…燃料点検→減少中→訓練中止→小松飛行場に着陸
2010.5.20 F15 離陸7分後××ライト点灯→訓練中止→緊急状態宣言→ダイレクトダウンウインドにより小松に着陸
2010.6.1 F15 ××コーションライト点灯→訓練中止→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸小松
2010.7.16 F15 水平直線飛行中××ライト点灯→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2010.9.27 F15 訓練中××点灯→訓練中止→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2010.10.6 F15 着陸時ライト消灯→緊急状態宣言→(新聞発表…車輪ランプ点灯せず→BAK12)で小松に着陸
2010.10.25 F15 G空域で××点灯→緊急状態宣言→小松に着陸
2010.11.16 F4 不開示(新聞発表…機体不具合のため小松に緊急着陸)
2011.2.22 F15 岐阜飛行場から帰投中××点灯→緊急状態宣言→直線進入により岐阜飛行場に着陸
2011.4.26 F15 ××点灯→5秒後に消灯→訓練中止→緊急状態宣言→小松に着陸
2011.5.20 F15 ××系統の不具合→訓練中止→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸→トーイングにより駐機場へ
2011.6.27 F15 マスターコーションなどの××点灯→緊急状態宣言→燃料調整→ダイレクトダウンウインドにより小松に着陸
2011.10.7 F15 燃料タンクの爆発落下→緊急状態宣言→小松に着陸
2011.12.21 F15 マスターコーション及び××の点灯→緊急状態宣言→ディレクト・ベースにより小松に着陸
2012.3.6 F15 訓練中、マスターコーション及び××点灯→緊急状態宣言→ストレート・インにより小松に着陸
2012.3.22 F15 訓練中、マスターコーション及びパネルの××点灯→緊急状態宣言→直線侵入により小松に着陸
2012.6.8 F15 G空域進出中、マスターコーション××及びビットコントロールパネル××点灯→緊急状態宣言→小松に着陸
2012.6.22 F15 ××及びマスターコーションライト点灯→ビットコントロールパネル××点灯→緊急状態宣言→小松に着陸
2012.7.19 T4 連続着陸訓練2回目→脚下げのため××を××→××点灯せず→場周経路離脱→緊急状態宣言→小松に着陸
2013.2.4 F15 マスター工ションライト及びコーションライトパネルの××点灯→緊急状態宣言→直接進入により小松に着陸
2013.3.13 F15 マスター工ションライト及びコーションライトパネルの××点灯→緊急状態宣言→直接進入により小松に着陸
★情報公開調査の期間は2001年4月〜2013年3月までの12年分。
★12年間で72回の緊急状態宣言→緊急着陸があり、10回もBAK12(滑走路上に張られたロープにフックをかけて強制停止)で着陸しています。
★滑走路直下の住民はこんなに危険なところで暮らしています。
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★用語:
? ウオーニングライト:警告灯
? ウオーニングトーン:警告音
? マスター・コーション:各システムの異常などを知らせるコーションライトやワーニングライトは計器盤の下の方にあることが多く、点灯していても気がつかないことがある。そのため計器盤上部(パイロットの視野に入る位置)にこのライトがついている。マスターコーションライトの点灯→パイロットの視認→こーションまたはワーニングパネルで異状を確認する。
? ダイレクトベース:滑走路に対して垂直に侵入する場合、ダイレクトベースと呼ばれる着陸方式が取られる。ダイレクトベースではダウンウインドを経由せずに直接ベースレグに侵入する。その後ファイナルへ入り着陸する。
? ダイバート:divert:航空機の運航において、当初の目的地以外の空港などに着陸すること。ダイバージョン (diversion)・代替着陸・目的地外着陸とも呼ばれる。
? ストレートイン:着陸しようとする滑走路に正対してまっすぐに侵入する場合に、直接アップウインドレグ(ファイナル)に入り、そのまま着陸する方法。
? ミストアプローチ:着陸進入中に何らかの事情で途中で着陸することをやめて上昇してもう一度着陸にトライすることがあります。一般的にこのように上昇することをゴーアラウンドとかミストアプローチと呼ばれています。
? GCA:Ground Controlled Approch:地上のレーダーを見ながら、管制官が航空機を滑走路まで誘導する方式。PARとASRアプローチの2種類がある。
? PAR:Precision Approach Reder:GCAの一つで、精密レーダーと呼ばれる。PARを使用し、地上のファイナル・コントローラーと呼ばれる管制官からの指示で、滑走路の端までの誘導を行う
? VFR:Visual Flight Rules:有視界飛行方式。パイロットが自分で高度や地形を判断して飛行する方式。自衛隊機は任務上VFRで飛行する機会が多い。
? R/W:Ranway:滑走路のこと。
? BAK12:緊急拘束装置。滑走路の端にワイヤーを張って、戦闘機のアレスティング・フックを引っかけさせ停止させる装置。
? ASR:Airport Survellance Rader:空港監視レーダー。空港にあり、赤に塗られてクルクル回っている大きなレーダー。約50〜80マイル探知することが出来る。
? トランジェント
? ダイレクトダウンウインド
? ビットコントロールパネル
? ワイドベース
? ショートパターン
? BCP
機種 概要
2001.4.17 F15 右エンジンの不具合→緊急状態宣言→直線進入でBAK12の拘束により小松に着陸
2001.5.1 F15 警報音声の発生、警報灯の点灯→緊急状態宣言→GCAの誘導により小松に着陸
2001.7.19 F15 脚系統の異常(ライトの消灯)→緊急状態宣言→BAK12を使用して小松に着陸
2002.12.13 F15 ライトの点灯→緊急状態宣言→小松に着陸
2002.12.17 F15 警報灯の点灯、警報音の発生→訓練中止→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2003.4.11 F15 警報灯の点灯→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2003.5.13 F15 ××灯点灯せず、警報灯点灯、警報音発生→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2003.5.29 F15 3番機から××との通報→訓練中止→緊急状態宣言→ダイレクトベースにより小松に着陸
2003.6.12 F15 機体振動、××の点灯→緊急状態宣言→ダイレクトベースにより小松に着陸
2003.8.19 F15 飛行中××に振れ、××計が低下→緊急状態宣言→GCA進入で小松に着陸
2003.9.24 F15 降下中××するのを認め→緊急状態宣言→直線進入で小松に着陸
2003.11.14 F15 訓練開始後マスターコーションライト点灯→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2003.12.16 F15 2番機より「左右の××している」と通報→訓練中止→緊急状態宣言→直線進入により硫黄島に着陸
2004.3.1 T4 飛行中、計器類点検→××判読できず→××の点灯→緊急状態宣言→GCAのレーダー誘導で入間に着陸
2004.4.21 F15 飛行中、機体後方からの異音、××計指示が振れ、××までジャンプ→緊急状態宣言→直接進入で小松に着陸
2004.6.24 T4 水平飛行中「ドン」という体感→左右外装燃料タンクの不時落下→緊急状態宣言→R/W06により小松に着陸
2004.7.22 F15 マスターコーションライト、ビットコントロールパネルの××、××が同時点灯→緊急状態宣言→BAK12を使用して小松に着陸
2004.8.2 F15 飛行中、××警告灯点灯→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2004.8.10 F15 飛行中計器点検→左右の××を認めた→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2004.9.21 F15 連続離着陸中、マスターコーションライト、××コーションライト点灯→緊急状態宣言→残燃料調整→直接進入によりBAK12を使用し小松に着陸
2004.10.12 F4E 水平飛行中、××ライトの点灯→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2004.10.27 F15 水平直線飛行中×警報灯の点灯→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2004.11.2 F15 「バシャ」という警告音の発生、マスターコーションライトの点灯→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2004.11.15 F15 警告音発生、マスターコーションライト点灯→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2004.11.17 F15 発生警告音発生、マスターコーションライトの点灯など、××計の異常指示→緊急状態宣言→直接進入によりBAK12を使用して小松に着陸
2005.2.25 F15 マスターコーションライトなど点灯→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2005.7.8 F15 マスターコーションライトなど点灯→BCPの××が点灯→緊急状態宣言→通常の着陸
2005.10.21 F15 マスターコーションライトなど点灯、警告音発生→緊急状態宣言→ダイレクトベースにより小松に着陸
2005.12.21 F15 ××の指示が突然××し、××計の指示は××→緊急状態宣言→VFRの直接進入により小松に着陸
2006.1.13 F15 ××ライト点灯せず、警告灯点灯、警告音発生→緊急状態宣言→直線進入で小松に着陸
2006.2.10 F15 ××計の固着→緊急状態宣言→VFRの直接進で小松に着陸
2006.6.29 F15 警告灯、××ライト点灯→緊急状態宣言→ASR進入→BAK12HITにより小松に着陸
2006.7.5 T4 マスターコーションライトなどの点灯→緊急状態宣言→ASR誘導により小松に着陸
2006.7.24 F15 ASR誘導→着陸復行→天候不良→浜松へのダイバート→LOW FUEL→緊急状態宣言→VFRで浜松に着陸
2006.9.7 F15 天候急変→代替飛行場へ→LOWFUL→緊急状態宣言→ショートパターンによるGCA誘導による着陸 浜松
2006.11.10 F15 訓練中、機体振動→ストレートインで仮滑走路に進入→×滑走路上の××→緊急状態宣言→小松に着陸
2006.12.18 F15 訓練中、××不能→戦域離脱→××と判明→緊急状態宣言→直線進入→指向信号による着陸許可し小松に着陸
2007.3.14 F15 訓練中意図しない機体の動き、マスターコーションライトなど点灯、××のトランジェント→緊急状態宣言→BAK12の拘束により小松に着陸
2007.4.16 F15 訓練中、マスターコーションライト点灯→訓練中止→BCPの××点灯→直線進入により小松に着陸
2007.7.18 F15 G空域への途中、マスターコーションライトなど点灯→緊急状態宣言→ワイドベースにより小松に着陸
2007.10.23 F15 訓練終了後、××灯点灯せず、警告灯点灯、警告音発生→緊急状態宣言→BAK12拘束により小松に着陸
2007.12.10 F15 帰投時、マスターコーションライトなど点灯→緊急状態宣言→ダイレクトベースにより小松に着陸
2008.2.19 F15 警告灯点灯、警告音発生→緊急状態宣言→ストレートインで小松に着陸
2008.9.17 F15 飛行中××の低下→訓練中止→緊急状態宣言し小松に着陸
2008.9.19 F15 飛行中××ライトの点灯→緊急状態宣言→BAK12HITにより小松に着陸
2009.5.25 F15 訓練中××系統の不具合→緊急状態宣言→PARにより小松に着陸
2009.6.15 F15 帰投中××ライトの点灯→緊急状態宣言直線侵入し小松に着陸
2009.8.21 F15 驟雨性の降雨→PARアプローチ→ミストアプローチ→残燃料不足→緊急状態宣言→岐阜飛行場に着陸
2009.10.7 F15 帰投時脚ハンドル下げ→××が消灯のまま→緊急状態宣言→ストレートインにより小松に着陸
2009.11.6 F15 E空域…××停止→数分後××発生→小松着陸断念→百里飛行場に直線進入で小松に着陸
2009.12.4 F15 (新聞)小松に胴体着陸
2009.11.19 F15 水平直線飛行中××を感じた→訓練中止→緊急状態宣言→ダイレクトベースにより小松に着陸
2010.1.22 F15 水平直線飛行中コーションライトの点灯→訓練中止→緊急状態宣言→GCAにより小松に着陸
2010.3.9 F15 E空域…燃料点検→減少中→訓練中止→小松飛行場に着陸
2010.5.20 F15 離陸7分後××ライト点灯→訓練中止→緊急状態宣言→ダイレクトダウンウインドにより小松に着陸
2010.6.1 F15 ××コーションライト点灯→訓練中止→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸小松
2010.7.16 F15 水平直線飛行中××ライト点灯→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2010.9.27 F15 訓練中××点灯→訓練中止→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸
2010.10.6 F15 着陸時ライト消灯→緊急状態宣言→(新聞発表…車輪ランプ点灯せず→BAK12)で小松に着陸
2010.10.25 F15 G空域で××点灯→緊急状態宣言→小松に着陸
2010.11.16 F4 不開示(新聞発表…機体不具合のため小松に緊急着陸)
2011.2.22 F15 岐阜飛行場から帰投中××点灯→緊急状態宣言→直線進入により岐阜飛行場に着陸
2011.4.26 F15 ××点灯→5秒後に消灯→訓練中止→緊急状態宣言→小松に着陸
2011.5.20 F15 ××系統の不具合→訓練中止→緊急状態宣言→直線進入により小松に着陸→トーイングにより駐機場へ
2011.6.27 F15 マスターコーションなどの××点灯→緊急状態宣言→燃料調整→ダイレクトダウンウインドにより小松に着陸
2011.10.7 F15 燃料タンクの爆発落下→緊急状態宣言→小松に着陸
2011.12.21 F15 マスターコーション及び××の点灯→緊急状態宣言→ディレクト・ベースにより小松に着陸
2012.3.6 F15 訓練中、マスターコーション及び××点灯→緊急状態宣言→ストレート・インにより小松に着陸
2012.3.22 F15 訓練中、マスターコーション及びパネルの××点灯→緊急状態宣言→直線侵入により小松に着陸
2012.6.8 F15 G空域進出中、マスターコーション××及びビットコントロールパネル××点灯→緊急状態宣言→小松に着陸
2012.6.22 F15 ××及びマスターコーションライト点灯→ビットコントロールパネル××点灯→緊急状態宣言→小松に着陸
2012.7.19 T4 連続着陸訓練2回目→脚下げのため××を××→××点灯せず→場周経路離脱→緊急状態宣言→小松に着陸
2013.2.4 F15 マスター工ションライト及びコーションライトパネルの××点灯→緊急状態宣言→直接進入により小松に着陸
2013.3.13 F15 マスター工ションライト及びコーションライトパネルの××点灯→緊急状態宣言→直接進入により小松に着陸
★情報公開調査の期間は2001年4月〜2013年3月までの12年分。
★12年間で72回の緊急状態宣言→緊急着陸があり、10回もBAK12(滑走路上に張られたロープにフックをかけて強制停止)で着陸しています。
★滑走路直下の住民はこんなに危険なところで暮らしています。
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★用語:
? ウオーニングライト:警告灯
? ウオーニングトーン:警告音
? マスター・コーション:各システムの異常などを知らせるコーションライトやワーニングライトは計器盤の下の方にあることが多く、点灯していても気がつかないことがある。そのため計器盤上部(パイロットの視野に入る位置)にこのライトがついている。マスターコーションライトの点灯→パイロットの視認→こーションまたはワーニングパネルで異状を確認する。
? ダイレクトベース:滑走路に対して垂直に侵入する場合、ダイレクトベースと呼ばれる着陸方式が取られる。ダイレクトベースではダウンウインドを経由せずに直接ベースレグに侵入する。その後ファイナルへ入り着陸する。
? ダイバート:divert:航空機の運航において、当初の目的地以外の空港などに着陸すること。ダイバージョン (diversion)・代替着陸・目的地外着陸とも呼ばれる。
? ストレートイン:着陸しようとする滑走路に正対してまっすぐに侵入する場合に、直接アップウインドレグ(ファイナル)に入り、そのまま着陸する方法。
? ミストアプローチ:着陸進入中に何らかの事情で途中で着陸することをやめて上昇してもう一度着陸にトライすることがあります。一般的にこのように上昇することをゴーアラウンドとかミストアプローチと呼ばれています。
? GCA:Ground Controlled Approch:地上のレーダーを見ながら、管制官が航空機を滑走路まで誘導する方式。PARとASRアプローチの2種類がある。
? PAR:Precision Approach Reder:GCAの一つで、精密レーダーと呼ばれる。PARを使用し、地上のファイナル・コントローラーと呼ばれる管制官からの指示で、滑走路の端までの誘導を行う
? VFR:Visual Flight Rules:有視界飛行方式。パイロットが自分で高度や地形を判断して飛行する方式。自衛隊機は任務上VFRで飛行する機会が多い。
? R/W:Ranway:滑走路のこと。
? BAK12:緊急拘束装置。滑走路の端にワイヤーを張って、戦闘機のアレスティング・フックを引っかけさせ停止させる装置。
? ASR:Airport Survellance Rader:空港監視レーダー。空港にあり、赤に塗られてクルクル回っている大きなレーダー。約50〜80マイル探知することが出来る。
? トランジェント
? ダイレクトダウンウインド
? ビットコントロールパネル
? ワイドベース
? ショートパターン
? BCP