20190131(仮題)『島田清次郎よ、お前は何者だ』(4)
(仮題)『島田清次郎よ、お前は何者だ』(4) 2019年1月 <5>島田清次郎の思想的変質 ①日本社会主義同盟加盟...
View Article20190201(仮題)『島田清次郎よ、お前は何者だ』(5-最終回)
20190201(仮題)『島田清次郎よ、お前は何者だ』(5) 2019年1月 <7>差別に向きあう島清 ①部落差別にたいする態度 明治維新後に出された「解放令」により、被差別部落民は形の上では封建的な身分関係から解放されたが、実際にはさまざまな差別が残り、多くの部落民は貧困に苦しんでいた。...
View Article20190208 本土からこそ、沖縄辺野古新基地建設に反対の声をあげよう!
本土からこそ、沖縄辺野古新基地建設に反対の声をあげよう! 2019年の今、沖縄辺野古では、碧くて透きとおる海に土砂を強引に入れています。抗議船やカヌー隊がたたかっています。座り込みが続いています。声を枯らして国の不当を告発しています。...
View Article20190209 金沢市街地にF104ジェット機が墜落から50年を想う
50年前のこの日に―F104ジェット機が墜落から50年を想う 昨日(2月8日)は小松基地所属のF104ジェット機が、金沢市泉2丁目に墜落して50年目の日であった。この日は雪がちらつく寒い日であったが、墜落現場の念西寺を訪問し、4人の犠牲者のための慰霊碑に手を合わせてきた。...
View Article20190211 羽田弁天橋から50年
羽田弁天橋から50年 私がはじめて書いたビラである。何とも稚拙な文章だろう! 私の幼いころから、わが家には『アカハタ』と『朝日新聞』があり、書棚には『マルクスエンゲルス2巻選集』などの左翼文献が並んでおり、治安維持法で拘引された叔父がおり、私が左傾化していく環境は充分に整っていた。そして、1967年7月恐怖の立川基地に立ち、10月羽田弁天橋の放水に濡れた。...
View Article20190212「1967年の冬、10・8羽田弁天橋の衝撃」
「1967年の冬、10・8羽田弁天橋の衝撃」 金沢大学で配布された当時のビラ3枚を読んでもらいたい(だれが書いたかは確証はないが、Nさんではないだろうか)。私や友人たちが、如何にベトナム戦争と向き合い、同世代の「死」の衝撃に苦悩していたか、そして50年を経て、70歳の老人になっても、その精神だけは失うまいと、…。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~...
View Article20190216皇位継承儀式(天皇退位・即位の礼・大嘗祭)による天皇制イデオロギー強制と対峙しよう
皇位継承儀式(天皇退位・即位の礼・大嘗祭)による天皇制イデオロギー強制と対峙しよう 当然すぎる文喜相議長発言...
View Article20190226安倍政権の軍拡方針を弾劾する
安倍政権の軍拡方針を弾劾する 2019年2月22日付『北陸中日新聞』に「コマツ、陸自車輌開発中止―米兵器輸入増、採算が悪化」と報道された。記事によれば、コマツは国内防衛産業のなかでは大手で、過去5年の実績は10位以内に入っており、2017年度は軽装甲機動車、NBC(核・生物・化学兵器)偵察車、りゅう弾など280億円(7位)の契約を結んでいる。...
View Article20190312 泉鏡花 『妖剣紀聞』について考える
泉鏡花『妖剣紀聞』について考える とある会合で、泉鏡花の『妖剣紀聞』(1920年)についての学習会があり、その後、ちょっと、いや、かなり気になって、『鏡花全集別巻』を借りてきて、『妖剣紀聞』全文を読みました。いくつか気になることがあり、整理しています。辞書によると、「紀聞」とは「聞いた事を書くこと。聞き書き」とあります。...
View Article20190120 島清書籍への落書き(国立国会図書館デジタルコレクション)
20190120島清書籍の落書き 国立国会図書館デジタルコレクションの『大望』、『地上』第1部、『地上』第2部、『革命前後』(帝王者)、『閃光雑記』を見ると、 余白には、さまざまな落書きが記されている。島清と同時代を生きた人たちの息遣いを感じる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『大望』(1920年)落書き 002...
View Article20190311 小松基地爆音訴訟 傍聴報告
3・11 小松基地爆音訴訟 傍聴報告 3月11日、午後2時から小松基地爆音訴訟口頭弁論が開かれた。 この日は、原告から陳述書や健康診断書が提出され、裁判所と被告国が時間をかけて確認し、次回終結のための進行協議を告げて、この日の公開審理は終わった。...
View Article20190329シタベニハゴロモ卵塊調査
シタベニハゴロモの卵塊調査(2019年3月29日) 昨年(2018年)11月、シタベニハゴロモの卵塊を調査したが、 それから4カ月、 冬を越した卵塊はほとんど無傷のまま、ドロ状の覆いに包まれて生きていた。 下記写真は昨年11月11日に撮影 下記写真は同じところを今年(2019年)3月24日に撮影 3月29日には、周辺のすべての卵塊をそぎ落とした。...
View Article『過労死 その仕事、命より大切ですか』(牧内昇平2019年3月)
『過労死 その仕事、命より大切ですか』(牧内昇平2019年3月) 来年3月に定年を迎える労働者からプレゼントされた1冊です。 読み進めていくと、友人がこの本をプレゼントしてくれた理由がわかりました。「第8章 心の病にたおれた『街の郵便屋さん』」でした。 そう、その友人は郵政労働者だったのです。 「自爆営業」の話しも出てきます。...
View Article20190402新元号を詠む
20190402新元号 4月1日午後以降のTVの天皇制垂れ流し報道にウンザリして、TVを消して詠みました。 悪政の 煙幕として 新元号 アベ・スガの 新元号ニヤリ スケベ顔 元号に 乗っ取られたり TV局 科学者も 科学を捨てて 産む元号 血の雨で ゼロ(零)にさせよう 天皇制
View Article20190409 このコラムニストは、誰か、当ててみよう!
このコラムニストは、誰か、当ててみよう! 2019年3月4日号の『プレジデント』に、韓国大法院(最高裁)による徴用工判決に関するコラムがある。「設問」も「回答」もコラムニストの言葉である。 (1)国際司法裁判所や仲裁委員会を利用することも可能だが、 →前者は日韓が合意しなければならないし、後者は日韓協議による外交的解決が不可能になってからの話である。...
View Article20190422 志賀原発訴訟傍聴記
20190422 志賀原発訴訟傍聴記 4月22日、1年ぶりに志賀原発訴訟の口頭弁論が開かれた。昨年3月の口頭弁論で、金沢地方裁判所は原子力規制委員会の適合性審査の結果が出るまでは弁論をおこなわないとして、1年1カ月も裁判が停止していた。...
View Article20190427短信 映画『金子文子と朴烈』と『1982年生まれ、キム・ジョン』
20190427短信 映画『金子文子と朴烈』と『1982年生まれ、キム・ジョン』 数日前、『金子文子と朴烈』を見てきた。天皇制賛美の大洪水のなかで、1923年の「大逆罪」でっち上げの物語である。 昨日から、『1982年生まれ、キム・ジョン』を読んでいる。連れ合いから薦められた本である。世の男達こそ読むべき本である。...
View Article20190501―50年ほど前のこと、
20190501―50年ほど前のこと、 店番をしながら、トロツキーの『我が生涯』を読んでいた。 とある土建屋の社員(私より10歳ほど年上か)が来て、 用事を済ませて、机を覗き込んで、 「おもしろそうな本、読んでるじゃないか」と、からかってきた。 少し話すと、 「小学生のころ(もちろん戦前だ)、先生に、天皇はウンコするんけ、と聞いたら、校庭に立たされた」と話し始めた。...
View Article20190507 【論考】 体制順応型作家を拒絶する島田清次郎
【論考】 体制順応型作家を拒絶する島田清次郎 石川近代文学館に、島田清次郎(島清)の遺品として100ページほどのノート(『雑記帳』と呼ぶ)が遺されている。2018年12月に閲覧して、これは島清の実像を明らかにする重要な資料だと確信し、2019年1月から学芸員の協力を得て、解読・活字化作業に取り組んでいる。...
View Article20190518 島清が語る「舟木事件」について
島清が語る「舟木事件」について 島清の『雑記帳』(100ページ)の活字化作業も終盤にかかっている。その過程で、島清の遺品のなかにある『フランス社会運動慨勢』(原稿用紙3枚)を閲覧し、読んでいるが、後日報告したい。...
View Article