20230130 小松基地騒音コンター「見直し」のペテン
20230129小松基地騒音コンター「見直し」のペテン 昨年(2022年)12月に、小松市は、防衛省近畿中部防衛局から、「小松基地周辺の騒音区域を見直す」との通知を受け取った(1/22『北陸中日新聞』)。しかし記事のなかでは、「区域が拡大する状況にはない」(防衛局)とも書かれており、ではいったい何を見直すというのか(1/24『北国』でも、同様の内容が報道されている)。 騒音激化の歴史...
View Article20230131 『外国人まかせ―失われた30年と技能実習生』を読む
20230131 『外国人まかせ―失われた30年と技能実習生』を読む 『北陸中日新聞』の書評欄に、『外国人まかせ―失われた30年と技能実習生』(2022澤田晃宏)が紹介され、金沢市立図書館から借りだした。 「奴隷労働ではない?」...
View Article20230209 志賀原発訴訟 第39回口頭弁論 傍聴記
志賀原発訴訟傍聴記 2月9日、志賀原発訴訟の第39回口頭弁論が開かれた。相変わらず、規制委員会の結論を待つための日程調整にすぎなかった。もはや、裁判所は裁判所ではなく、規制委員会の決定を取り次ぐだけのものでしかない。しかも、その規制委員会は、独立性を解体され、政府の決定をなぞるだけの存在に堕している。ああ、なんと空しい!...
View Article20230226 金沢市庁舎前広場を取り戻そう
20230226 金沢市庁舎前広場を取り戻そう 2月21日、最高裁は金沢市役所前広場での「護憲集会」を不許可にした。まさに憲法の精神=表現の自由を踏みにじる暴挙である。表現の自由のなかで、最も重視されねばならないのは、体制批判の自由である。他のどんな表現行為が尊重されても、体制批判の自由が侵されれば、それは自由なき社会である。...
View Article20230313 シタベニハゴロモレポート
20230313 シタベニハゴロモレポート 3月9日、春の陽気に誘われて、つるべ荘周辺のシタベニハゴロモの卵塊調査に行ってきた。昨年10月28日の調査では、ニワウルシ樹下のコンクリート面にはたくさんの卵塊が産み付けられていた(左写真)ので、これをすべて剥がしてあり、今回はその後の経過を見る調査だった。...
View Article20230316 大東亜聖戦大碑問題資料集(1)より
20230316 大東亜聖戦大碑問題資料集(1)より 聖戦大碑の建設計画を知ったのは、1998年7月のことだった。中村信さんが北国新聞の切り抜きを持って会いに来たのだ。こんなもの許してはおけんということだった。すぐにチラシを作り、機会あるごとに配布してきたが、反応は鈍く、2000年8月に建てられてしまった。...
View Article20230317『大東亜聖戦大碑問題資料集(2)』より
二〇〇二年二月 『大東亜聖戦大碑問題資料集(2)』より 二〇〇二年二月に、第二集を発行した。さまざまな人から投稿があり、この問題の重要性が再認識された。朝鮮人特攻兵、沖縄ひめゆり学徒、水戸市立五軒小学校などの無断刻銘がわかり、聖戦大碑のいかがわしさが愈々明らかになった。...
View Article20230401『花の結び目』(時実新子)を読む
20230401『花の結び目』(時実新子)を読む 知人のWさんが、最近発刊された『反戦川柳人 鶴彬の獄死』(佐高信)をプレゼントしてくれた。玄関先で少し立ち話をしたときに、『花の結び目』(時実新子)が話題になり、その後図書館で借りだした。 時実新子は1929年生まれで、16歳で敗戦を迎え、戦後に川柳を詠みはじめ、1981年に『花の結び目』を刊行し、2007年に亡くなっている。...
View Article20230410 「同志国軍」への武器援助は侵略派兵だ
「同志国軍」への武器援助は侵略派兵だ 「同志国軍に無償協力」(4/3)、「同志国軍を無償支援」(4/6)という見出しが躍っている。ネット検索すると、初出記事として、2022/11/17『 産経新聞』の「国際的協力で同志国軍支援検討 政府、抑止力強化」がヒットした。...
View Article20230504 小松基地第2滑走路建設を阻止しよう
小松基地第2滑走路建設を阻止しよう 5月3日、四高記念公園で「石川県憲法を守る会」の集会があり、その後、「市民アクション・いしかわ」の改憲反対集会があり参加してきた。宮古島の清水早子さんの話を聞き、宮古島がすさまじい軍事要塞になっている様子を知らされ、小松基地についても、もっと詳細な調査と分析が必要だと思い知らされた。 第2滑走路A案の狙いは...
View Article20230506 珠洲群発地震と志賀原発
20230506 珠洲群発地震と志賀原発 昨日、5月5日、珠洲市で震度6強の地震が発生した。何軒もの家が倒壊し、崖が崩れ、死者・けが人も出ている。珠洲群発地震は2018年から始まり、2021年には震度1以上が70回、2022年には震度1以上が195回も観測し、6月には震度6弱を観測した。 今回の地震で、金沢でも激しく揺れ、志賀原発は大丈夫かとの不安がよぎった。...
View Article20230510 馳知事の政治姿勢を問う
20230510 馳知事の政治姿勢を問う 馳浩は、2021年11月に、「社会的弱者を支え、石川に住んで良かったと一人一人の幸福度を上げたい」などといって、石川県知事選挙への立候補を表明し、翌2022年3月に石川県知事に就任した。以下、馳知事の政治姿勢を問う。 森喜朗とは師弟関係...
View Article20230518 狭山差別裁判を許すな
20230518 狭山差別裁判を許すな 昨年(2022年)5月8日の『毎日新聞』に「無実を訴え59年! 差別裁判を許さない」「東京高裁に下山鑑定人の尋問と狭山事件の再審を求めます」という意見広告が掲載された。私もこのたたかいに賛同した。 今年5月8日の『北陸中日新聞』には、「狭山事件60年 再審の開始に動き出せ」との社説、17日には鎌田慧さんの「狭山事件の60年」という記事が掲載された。...
View Article20230528 シタベニハゴロモ状況レポート
20230528 シタベニハゴロモ状況レポート シタベニハゴロモの春が来た。M住宅地では、一昨年ニワウルシ成木を伐採し、昨秋には卵塊を除去し、今春の幼木を刈りとってきたので、今年は幼虫を見ることはなくなった。住宅の壁面にいくつか卵塊を残しておいたが、すでに脱出したようで、その行方は不明である。...
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