20190911大飯・高浜原発訴訟(控訴審/金沢)
20190911大飯・高浜原発訴訟(控訴審) 2019年9月11日、名古屋高裁金沢支部で、大飯・高浜原発について、原子力規制委員会の原子炉設置変更許可の取り消しを求める控訴審がおこなわれた。 原告は福井県の一市民で、本人訴訟で国に立ち向かっている。...
View Article19690312王子判決
昭和四三年刑(わ)第一七〇四号 判決 本籍ならびに住居 ×××××××××××× 学生 ××× 昭和二二年×月××日生 右の者に対する公務執行妨害、傷害被告事件につき、当裁判所は、検察官田中豊、弁護人OA出席のうえ審理し、つぎのとおり判決する。 主文 被告人を懲役五月に処する。 この裁判の確定した日から二年間右の刑の執行を猶予する。 訴訟費用は全部被告人の負担とする。...
View Article20190926シタベニハゴロモ調査中間報告2
20190926シタベニハゴロモ調査中間報告2 2019年シタベニハゴロモ調査が終盤にさしかかっている。 昨年は8月直前から11月上旬まで調査して、<987+30=1017匹>を駆除した。 年が明けて、ニワウルシ(シンジュ)の樹幹や周辺の雨のあたらない壁に産みつけられた卵塊(卵数百個)をはぎ取り、まあ、かなりの数を駆除したつもりでいた。...
View Article20191011 放水し、追いかけ、衝突したのは日本の漁業取締船だ
放水し、追いかけ、衝突したのは日本の漁業取締船だ。 排外主義をはね返せ! 2年ほど前(2017年12月31日)、「北朝鮮パッシングと日本海(東海)大和堆」を投稿したが、その後も、EEZ=大和堆=イカ漁をめぐる排外主義が過熱しており、今回の衝突事件についても、メディア上では「戦争をしてでも、漁場を取り返せ」の論調が渦巻いている。...
View Article20190901「七尾港強制連行の記録」発行
「七尾港強制連行の記録」発行 七尾港に強制連行された中国人との連帯と、日帝とのたたかいの記録です。 記憶から記録へ。 一度でも法廷に足を運んだみなさん。 七尾港での現場検証に立ち会ったみなさん。 遠くから注目していたみなさん。 晩酌の酒・ビールをぬいてでも。3000円(+送料500円)を工面してください。 そして、息子・娘たち、孫たちにプレゼントしてください。...
View Article20191024漁業取締船と北朝鮮漁船の衝突現場について
漁業取締船と北朝鮮漁船の衝突現場について 作為的な編集画像 水産庁は、10月18日、漁業取締船と朝鮮民主主義共和国(北朝鮮)漁船の衝突(10月7日)映像を公開した。映像は約13分で、最初に取締船のコントロールパネルが映し出され、5秒後に「ただ今から放水を開始する」というアナウンスが流された。2分25秒に「(放水は)漁船のともに当たり」はじめ、3分31秒に衝突音が聞こえた。 当初の説明は...
View Article20191027 『ナチ・コネクション』を読む
『ナチ・コネクション』を読む 1993年、ドイツの歴史学者シュテファン・キュールは『ナチ・コネクション』(ナチとの関係という意味か)を公刊した。1999年に麻生九美さんが飜訳し、明石書店から発行された。...
View Article島田清次郎関係資料を美川図書館に寄贈
島田清次郎関係資料を美川図書館に寄贈 島清に関する研究を一旦終結します。 1年ほどでかき集めた島田清次郎に関する関係資料を白山市立美川図書館に寄贈しました。 美川図書館で、「島清に関する資料はないか」と尋ねれば、書庫から出してくれるでしょう。
View Article1993年「変形労働時間制導入をはねかえしたぞ」
政府は教育現場に変形労働時間制を導入しようとしています。 私の友人が福祉施設で働いている時(1993年)、施設が変形労働時間制を導入しようとしました。労働組合もない職場でしたが、友人が変形制導入後の労働強化を数字で導き出し、仲間に説明し、仲間とともに事務長に詰めより、ついに、一部はね返したときのレポートが残っていました。...
View Article一九七八年 出島権二『朝鮮の苦い想い出』
一九七八年 出島権二『朝鮮の苦い想い出』 ここに紹介する『朝鮮の苦い想い出』は、出島さんも、奥さんもお元気で、朝子さんにも加わっていただいて、朝鮮での生活や出来事についてお聞きし、書き留めておいたものです。出島さんが始めて勤めた農場で巻き起こった小作争議を中心にしてまとめたものです。 内灘から脱出...
View Article2019年シタベニハゴロモ調査最終報告
2019年シタベニハゴロモ調査最終報告 昨年(2018年)春、金沢市M1丁目でシタベニハゴロモの幼虫を発見し、その後7月下旬からニワウルシ(シンジュ)に多数の成虫を見つけた。...
View Article20191119 韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)について
韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)について 2012年7月上旬、韓国を訪問したとき、友人とお酒を飲みながら、話題になったことは、「日韓軍事情報保護協定(GSOMIA)」のことでした。学生運動の経験者で、比較的左派的な人ですが、彼は「中国との軍事バランス上やむを得ない選択」として、この協定を支持していました。...
View Article20191124 林毅強の漢詩について
林毅強の漢詩について 2014年12月、「聯合ニュース」は尹奉吉が逮捕され、処刑されるまでの間に、尹奉吉のたたかいを讃え、来たるべき処刑を悲しむ、中国軍の参謀本部高級参謀林毅強の漢詩が発見されたと報じた。 漢詩原本はインターネット上にあり、...
View Article20191201 金沢市のガス・発電事業を株式会社に譲渡するな
金沢市のガス・発電事業を株式会社に譲渡するな 先日、金沢市のガス・発電事業譲渡に関するパブリックコメントの用紙が送られてきました。私は、金沢市のガス事業・発電事業を株式会社に譲渡することには反対します。...
View Article20191203『統一への道にたたずんで』を読む
『統一への道にたたずんで ある朝鮮人社会主義者の回想』 高性華著(2005年)/李宗樹訳(2019年) 目次 第一章 植民地の子 幼い日の記憶/麦飯に醤油/啓蒙運動がはじまる/新星少年団責任者 金基範と出会う 第二章 愛国者として起つ 日本へ渡る/反帝同盟の組織員になる/異国の地での逃避生活/帰郷/清津に行く/カン・チョル先生の死/南三郡に関する知らせ/二度目の帰郷...
View Article20191122 『上海会戦記』閲覧
1932年『上海会戦記』閲覧 2019年11月22日、陸上自衛隊金沢駐屯地を訪問して、『上海会戦記』を閲覧した。1932年の上海事変に関する第九師団の記録なので、もしかしたら4月29日の上海爆弾事件に関する情報も含まれているのではないかと期待して訪問したが、豈図らんや、その記録は1932年2月2日から3月9日までのものであった。...
View Article19980115「尹奉吉義士と不二越強制連行訴訟」
87年目の尹奉吉義士の命日が近づいてきた。 20年前に、尹奉吉義士について書いた一文であるが、 「尹奉吉追悼の視点」だけでも、読んでいただけたら幸いである。 「尹奉吉義士と不二越強制連行訴訟」 通路に暗葬された尹奉吉 尹奉吉暗葬の地を一緒に歩いた時、Aはボソツとつぶやいた。 「こんなところに眠っていたの」 さらに当惑した様子で、 「私、この道は何度も通ったわ」...
View Article20191227 尹奉吉暗葬までの7つのフェイクニュース
尹奉吉暗葬までの7つのフェイクニュース 日帝・上海派遣軍軍法会議は1932年5月25日付の「死刑判決書」を書いたものの、尹奉吉をどこで処刑するかについてはかなり迷っていたのだろう。本来ならば、上海での事件であり、上海で処刑し、遺体(遺骨)は遺家族に返すのが「本来」の姿なのではないだろうか。...
View Article20200102 尹奉吉から学ぶ 私たちの進むべき道
尹奉吉から学ぶ 私たちの進むべき道 いよいよ、8年ぶりの『上海爆弾事件後の尹奉吉と資料』(第二版)発行の準備が進んでいる。 一九三〇年代の日本がどのような国だったのか、日本が朝鮮と中国に何をしたのか、植民地支配下の朝鮮人がどのように生きたのか。事実の検証と資料のための小冊子である。尹奉吉と上海爆弾事件の考察によって現代日本(人)の姿を鏡に映すことができるだろう。 (1)戦争挑発と差別・排外主義...
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